2009年8月4日火曜日

ダッチオーブンの料理



先日、本屋でダッチオーブンについての本をいくつか見つけ、パラパラと呼んだら面白そうなので、一冊「豪快ダッチオーブンテクニック」 という本を買いました。その後ネットでもいろいろ調べたところ、私は料理は全然できませんが、この鍋は面白そうなので、買うことにしました。「ユニフレーム ダッチオーブン12インチ スーパーディープ」に決めて、ネット通販で注文し、10日程前に山荘に届きました。

image from www.flickr.com                                        ダッチオーブン・12インチスーパーディープ@山荘の庭

ダッチオーブンは「アウトドア万能鍋」とも呼ばれ、焚き火や炭火など本来アウトドアで愛用されています。伝統的なダッチオーブンは鋳鉄製で、熱伝導率が高く、保温性に優れ、また、重いフタを用いることで内部圧力が上がり、いろんな料理ができるそうです。
ネットなどで調べた結果、私は鋳鉄製ではなく、黒皮鉄板の ダッチオーブンを買いました(上の写真)。黒皮鉄板は値段はちょっと高いですが、鋳鉄製と比べて割れることがなく、手入れが簡単ということが理由です。


一昨日まで山はずっと雨が降ったりやんだりで、屋外で火を使うのは無理でした。それで、練習を兼ねて、台所のコンロでダッチオーブンを使って料理を作ってみることにしました。 
一回目は「海鮮パエリア」、二回目は「とろとろチャーシュー」です。

<一回目「海鮮パエリア」>・・・・半分失敗
「豪快ダッチオーブンテクニック」の本に載っていたレシピに従ってやってみることにしました(7月25日)。しかし、私はこれまでまともな料理は全く作ったことがありません。それで、具体的な方法については一つ一つ家内に教わりながら進めました。


米を炒め、スープを加えた後、フタをして、レシピに従って、弱火で3分加熱し、火を止めて7~8分蒸らしました。フタを開けて見たら、コメがまだ芯があり、固いです。おかしいなあ、と思いましたが、家内のアドバイスに従って再度15分間程、熱して、蒸らしました。 それで漸く芯が取れました。最終的にはパエリアらしくなり、一応おいしく食べられました。(下の写真)



料理の途中をデジカメで撮ってあったので、あとでそれらの写真を見たら、原因が分かりました。フタをして、熱して、蒸した時に、フタがずれていました(下の写真)。 ずれていたために圧力鍋として効果も出ず、熱も蒸気も逃げていたのだと思われます。慣れない料理をしたための初歩的なミスでした。

image from www.flickr.com                  加熱中のダッチオーブン/蓋がずれていた



<二回目「とろとろチャーシュー」>・・・・無事出来上がり。
失敗したままでは悔しいし、2回目の料理に挑戦することにしました(8月1日)。二回目は「とろとろチャーシュー」です。
image from www.flickr.com              豚バラ肉に焼き色を付ける

近くの農協スーパーに行って、豚バラ肉ブロック約350gを2本買いました。  
レシピに従って、豚バラ肉にタコ糸を巻いて、ダッチオーブンで強火で全体に焼き色を付けました(上の写真)。
それから、醤油、日本酒、砂糖などで作ったスープを加えて、煮立ててからフタをして、弱火で1時間ほど煮込みました。 
image from www.flickr.com              豚肉等を煮詰める

そのあと、フタを取って、蜂蜜などを加えて、中火で煮汁を煮詰めました(上の写真)。おいしそうな匂いがしてきました。煮汁が半分になったところで無事出来上がりとなりました。
豚肉は芯まで柔らかくなり、味がしっかり滲みていました。

下の写真は、家内が盛りつけてくれました。
今回は家内からも合格点をもらい、少し気をよくしました。


0 件のコメント:

コメントを投稿