2009年12月9日水曜日

井上陽水スペシャルライブ


12月4日(金)晩は家内と日本武道館に井上陽水『40th Special Thanks Live in 武道館』を聴きに行きました。
今まで井上陽水のコンサートを聴きに行きたいと思い、何度も申し込みをしましたが、一度もチケットを取れたことがありませんでした。今回チケットぴあのネットで申し込んで初めてチケットを取れました。会場が武道館で席数が多いから取れたのかもしれません。


日本武道館 2009年12月4日 by Poran111
              日本武道館 2009年12月4日, a photo by Poran111 on Flickr.

開場時間の5時半直前に武道館に着くと、全席指定席なのに入場を待つ人達が既に大勢並んでいました。6時半の開演時間になると、約14,000人を収容する武道館は2階の最後列までぎっしり埋まり、満席状態でした。


今回は井上陽水のデビュー40周年を記念した全国ツアー「40th Special Thanks  Tour」の追加公演として、15年振りに武道館でライブを行ったものです。


コンサートは「新しいラプソディー」で始まり最後の「いっそセレナーデ」まで、2時間20分にわたり22曲を歌いきりました。曲名は下記のとおりです。歌った曲のほとんど全てがヒットした曲です。並みのアーティストであれば、コンサートで歌う曲の内、ヒットした曲は2、3曲程度でしょう。これだけの曲を、伸びがあり、声量があり、時に甘い歌声でたっぷり聴くことができ、堪能しました。


心もよう 井上陽水

懐かしい曲も多く含まれ、7曲目には初期の頃の大ヒット曲「心もよう」(1973年発売)をつややかな、伸びのある声で歌い始めました。この歌を聴いていると私は涙が出そうになりました。この歌は私が20代の頃、住んでいた会社の独身寮でよく聴いていました。

今回の演奏では陽水の通常のツアーは趣向を変えて、ヴァイオリンやトランペットなどの管弦楽器奏者を、バックバンドと共にをステージに置いて、小さなオーケストラの形で何曲かを歌いました。




約14,000人の聴衆と共に一体となって、3本のギター使い分けて弾き、歌う、陽水の歌声は生き生きと心に染みわたり、迫力がありました。

武道館は、ライブでなければ味わえない大観衆と共に聴く圧倒的な響きは良かったですが、専門の音楽ホールと比べると音響はイマイチです。次は、チケットが取れれば普通の音楽ホールでの陽水のライブを聴いてみたいと云うのが、家内と私の共通の意見です。
  
武道館ライブ曲目
「新しいラプソディー」
「嘘つきダイヤモンド」
「闇夜の国から」
「Makeup Shadow」
「とまどうペリカン」
「帰れない二人」
「心もよう」
「カナリア」
「飾りじゃないのよ涙は」
「リバーサイドホテル」
「ワインレッドの心」
「自然に飾られて」
「招待状のないショー」
「クレイジーラブ」
「限りない欲望」
「氷の世界」
「最後のニュース」
「少年時代」
「Happy Birthday」
「夢の中へ」
「傘がない」
「いっそセレナーデ」

(なお、この日のライブのダイジェスト版が来年1月31日午後4時からWOWOWで放送されるそうです。)

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