2008年2月3日日曜日

F.タルレガ作曲 「アラビア風奇想曲」

1月27日(日)に坪川先生による3回目のギター個人レッスンを受けました。
今回はフランシスコ・タルレガ(又はタレガ)作曲「アラビア風奇想曲」をみてもらいました。指使い、スラーの弾き方、消音の仕方、音の強弱の付け方、スピードの上げ方、など種々アドバイス、指導をいただきました。今回も自分にとっては内容の濃いレッスンでした。この曲は大曲ではありますが、アドバイスいただいた所を修正し、自分のものとして消化するには2か月位はかかりそうです。 
このアラビア風奇想曲は自分にとっては思い入れの強い曲です。私が郷里、静岡にいた高校2年の時、勉強がスランプになり、2年生の1年間は全く勉強はせずに、夢中になってクラシック・ギターを弾いていました。静岡市の繁華街に「すみや」という大きな楽器・レコード店がありました。この「すみや」には当時、ヘッドフォンの付いた、レコードを買う前に試聴するための設備がありました。高校2年のある日、「すみや」でスペインのギタリスト、アンドレス・セゴビアが演奏する「アラビア風奇想曲」のレコードを視聴しました。この曲を初めて聴いた時、背筋がぞくぞくするような感動を覚えたことを今も記憶しています。

この曲はギターの特徴を良く活かしたタルレガの傑作の一つであり、又、不世出の天才と云われたセゴビアの演奏は甘く、魅惑的で、しかも気品がありました。それからは、自分もこの「アラビア風奇想曲」を演奏できるようになりたいと思って、ギターの練習をしました。又、どうしたらセゴビアのような甘い、魅力的な、奇麗な音色を出せるのだろうか、同じ音は無理としても、それに少しでも近い音を自分も出したい、と何時も考えて、ギターを弾いていました。

セゴビアコレクション スペイン名曲集(含、アラビア風奇想曲) by Poran111

20歳代の頃にはこの「アラビア風奇想曲」を一応自分なりに通して弾けるようになり、自分のお気に入りの曲でした。しかし、30代半ば頃から20数年間全くギター演奏から離れていた、ブランクのために、今はこの曲があちこちの部分でうまく弾けなくなってしまいました。この曲を、復活して再び弾けるようになるかどうかは、自分の演奏レベルが若い時にどれだけ近付いているかを測るバロメーターでもあります。

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