2015年3月2日月曜日

建設の進む太陽光発電パネルの問題

ブログ「CoCotto Village」(CoCoのビレッジライフin原村)に2月13日付でエコビレッジ講演会」の記事がありました。
その内容は、今、蓼科中央高原の入り口で建設が進められる太陽光発電パネルの問題にそのまま当てはまり、非常に参考になります。そこで、その記事の一部を下に抽出し、紹介させていただきます。

「エコビレッジ講演会が、原村中央公民館で開かれました。
原村の将来エネルギー戦略は、こうあればいいのではないか?という内容のお話をして下さったのが、諏訪東京理科大学の教授でいらっしゃる奈良松範氏


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『風土性』を考えた新しいエネルギー利用を、誰かがやってくれるのを待つのではなく、自分たちが何をやれるか、子供たちの将来を見据えて今からどう準備していくのかを一緒に考えていきましょう。と、チラシに書いてありました。

もちろん、住人がまずはエネルギーを無駄に使わない暮らし方をする事が前提ですね。

ドイツ シェーナウ村は、自分たちの村独自の再生可能エネルギーで自立を可能にした村です。という紹介から、原村も独自の風土を生かした再生可能エネルギーを用いることによって、自立した村を目指していけるでしょう、というお話でした。

今後化石燃料は枯渇するであろう事は、周知のとおりですね。
シェーナウ村は、太陽光発電を使っていますが、教会や学校や企業や家々などの屋根に設置されており、現在日本で見られるような投資目的の木々を伐採し、自然を壊してまで地べたに設置されるような太陽光発電の在り方とは違っています

また、原村の風土性を考えた時に、自然豊かな美しい村であるところに、パネルが広がっている風景はこの八ヶ岳を訪れる人々には興ざめだろうし、買い取り価格がどんどん下がるのは分かっているので、10年後、20年後の次世代でそのパネル自体も置き去りにされる可能性もある(廃棄物処理に大金が必要だから)し、個人的にはお勧めしませんね。
とおっしゃっていました。」 (下線は筆者が付記。)

今、蓼科中央高原の入り口、メルヘン街道沿いに建設が進められている太陽光発電パネルはまさに上に述べられている(下線の部分)、"自然を壊してまで地べたに設置されるような太陽光発電"そのものです。

             <建設が進められる太陽光発電パネル@蓼科中央高原  2015年3月2日>

下の写真のように見事な八ヶ岳連峰が眺められる、この蓼科中央高原の入り口、そして観光道路、メルヘン街道の真ん前に、多くの反対の声にもかかわらず、景観を壊す形で太陽光発電パネルの建設がどんどん進められています。
一旦これが出来上がってしまうと、景観、雰囲気を壊す形で半永久的に残ってしまうでしょう。

<八ヶ岳連峰  2015年3月2日>

ほんの一部の人達の目先の利益のために、貴重な自然の財産、過去から未来にわたっての長野県の、そして日本人の財産が壊されるべきではないと思います。

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