2015年4月6日月曜日

農家食堂「傍/katawara」

茅野市泉野の、八ヶ岳エコーラインを車で走っているとカーブの所に古い蔵があります。その隣に去年夏頃にレストランがオープンしたのを、車から時々見ていましたが、なかなか入る機会がありませんでした。昨日は一日雨の中、ようやく家内とお昼を食べに入りました。

<農家食堂「傍」と蔵  2015年4月5日13:25>

レストランの名前は農家食堂「傍/katawara」と言い、築140年の蔵のかたわらにあるから「傍」なのだそうです。

<農家食堂「傍」の店内  2015年4月5日>

中に入ってみると、古い蔵とは対象的に、モダンなお洒落なデザインになっています。

                          <「傍」の窓からの風景  2015年4月5日12:49>

大きなガラス窓からは、向こうに雨に濡れる農村風景が見えます。

お昼のメニューはそば類のみですから、ランチの時間帯は事実上そば店です。
私は「ローストビーフ小どんぶり&おそば」(1,400円)を、家内は「天ぷら&おそば」(1,400円)を注文しました。

<本日の野菜小鉢  2015年4月5日>

私の方にはまず「本日の野菜小鉢」が出ました。”レッドムーン”ポテトや蕎麦をから揚げしたものなどが入っています。

                                  <傍の野菜プレート  2015年4月5日>

家内の方には「傍の野菜プレート」が出ました。野沢菜漬やお豆などもあり、もうちょっと品数が多いです。

<ローストビーフ小どんぶり&おそば  2015年4月5日>

それぞれに白そばと黒そばが1枚ずつ付いていますが、まずは白そばが出ました。八ヶ岳山麓産の蕎麦だそうで、腰があり、しっかりした味わいです。蕎麦にローストビーフ丼を付けるというのはおもしろい組み合わせですが、自家製の柔らかいローストビーフの丼ぶりは意外と蕎麦と合っていました。

<天ぷら&おそば  2015年4月5日>

家内の方の天ぷらはパリッと美味しく揚げられていました。

<黒そば  2015年4月5日>

そして、それぞれに黒そばが1枚ずつ出てきました。蕎麦の実の皮を入れないと白になり、皮を入れると黒になるのだそうです。

この店の蕎麦のおもしろいところは、通常のめんつゆの他に、季節によって変わる、オリジナルのめんつゆが出ることです。この日は、「華やかさくら寒天つゆ」と「さっぱり柑橘寒天つゆ」があり、好みの一つを選びます。私は「華やかさくら寒天つゆ」を、家内は「さっぱり柑橘寒天つゆ」を選びました。私の方は桜の香りがし、家内の方はみかんの味わいがあり、それぞれ美味しくて、十分楽しめました。

この店は若いご夫婦が農薬・化学肥料不使用野菜を栽培しながら、経営しているそうです。ローストビーフ丼付きのおそばや季節によって変わるオリジナルの天つゆなど、斬新な発想です。若い人たちによる、新しい発想のお店は我々にとってもおおいに楽しめます。リピートしていきたいと思う店がまたできました。

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