2015年7月21日火曜日

鹿害対策のネット張り

我が家の入口の花とタイムを植えている部分に、鹿除けのために棒を立て、ネットを巻きました。ここには花が植えてあったのですが、鹿に食べられ、タイムは鹿に踏みつけられています。もう花は終わっていますが、これ以上荒らされないための、鹿対策です。

<鹿害対策のネット 2015年7月21日16:05>

また、アプローチの横にモミジが自然に生えてきて、楽しみにしていたのですが、一昨年の冬に鹿に幹の皮を剥いで、食べられ、上の方が枯れてしましました。モミジの下の方はなんとか枯れず、新しい葉が出てきました。これ以上食べられないために、モミジを緑の金網で巻きました(下の写真)。

鹿害防止対策として敷地全体をフェンスのようにネットで覆っている家もあります。このエリアは1区画の敷地が1,000平米以上あり、敷地全体をフェンスのように覆うのは、手間も費用も大変です。何より、これですと人間の方がフェンスで囲まれた檻の中で暮らしているようで、私は好きではありません。そこで、我が家では食べられたら困るような部分を個別にネットなどで囲っています。
それにしても、蓼科高原の増え過ぎた鹿は本当に迷惑です。

<もみじを守るネット  2015年7月21日>

ところで、先月3日(水)に、近くの蓼科グランドホテル滝の湯で「日・米・独オオカミシンポ2015」が開催されました。私はこのシンポジウムは聞きそこなってしまいましたが、翌日、6月4日の長野日報にそのレポート記事が掲載されていました。参考になるので、下に転載します。

ヨーロッパでは鹿を駆除する一つの方策として、オオカミを導入し、既に効果を上げているそうです。日本で今、全国的に鹿が増え過ぎている原因の一つが、鹿の天敵であるオオカミを人間が絶滅させてしまったからだと言われています。自然と生態系のバランスを取り戻すためには、日本でもオオカミの導入を具体的に検討すべき段階に来ていると私には思えます。


《長野日報  2015年6月4日》

社会:
 オオカミ復活で鹿害防止 茅野でシンポ 日米独の専門家講演

2015-6-4 6:00

 オオカミ復活が自然の生態系に果たす役割を学ぼうという「日・米・独オオカミシンポ2015」が
3日、茅野市北山の蓼科グランドホテル滝の湯であった。同シンポ実行委員会が、鹿害対策とし
ての可能性を考えようと開催。オオカミの生態、実際にオオカミと共存している米国やドイツの事
例などを聞き、地域の自然保護に結び付く道筋を探った。

 同シンポ実行委の朝倉祐一実行委員長は「鹿害を環境、観光の視点から考えたい。被害が広
がっている自然を守り、緑豊かなまま後世に伝えるための、次の一手としたい」とあいさつした。

 基調講演で、日本オオカミ協会会長の丸山直樹さん、オオカミを55年研究する米国ミネソタ州立
大学教授、デイビッド・ミッチさん、ドイツ自然・生物多様性保護連合でオオカミの研究、調査、保
護に携わるマーカス・バーテンさんがそれぞれ話した。

 丸山さんは、オオカミは森を守り獣害を防ぐが、国内では1905年を最後に確認されていないと
し、「あと15年ほどでハンターがいなくなる可能性もある。オオカミが食べていた獣がどんどん増え
る」と危惧。「オオカミ復活は生態系、生物多様性を救うことになる。オオカミを知ってほしい」と強
調した。

 ミッチさんとバーテンさんは、オオカミの生態を説明して、人へ危害を及ぼした事例はほとんどな
いとした。一方で、オオカミと人間社会との接点については、「オオカミは増えるのでコントロール
が必要」(ミッチさん)、「家畜農家の電気柵設置など助成支援が大切」(バーテンさん)などと現状
を話した。

 会場には約170人が来場した。「オオカミの個体調整は可能か」「犬はオオカミの代わりになる
か」などの質問が出ていた。

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