2016年6月24日金曜日

北スペイン&ポルトガル旅行振り返り(2):マドリッド→ブルゴス→カストロへリス

6月6日(月)夜8時過ぎにマドリッド郊外のクラウンプラザ・マドリッドエアポート・ホテルに到着。マドリッドは泊まるだけで、翌日7日(火)朝8時に我々は大型貸し切りバスでホテルを発って、スペイン北の中心の町、ブルゴスに向かいます。

<マドリッドからブルゴスへ行く途中の牧草地帯 2016年6月7日10:45>

ブルゴス(Burgos)まではバスで3時間ちょっとの行程です。
マドリッドの郊外を出ると、もう牧草地帯や田園風景が続きます。

<ブルゴスへ行く途中の小さな町 2016年6月7日10:50>

ブルゴスヘ行く途中、バスからは小さな、きれいな町も見えました(上の写真)。
11時過ぎにブルゴスに到着。

<ブルゴスの街を流れるアルランソン川 2016年6月7日>

ブルゴスは11世紀にカスティーリャ王国の首都として栄えた中世の城下町で、アルランソン川のほとりに広がります(現在の人口は約17万人)。
そして、我々は旧市街への入口となる、14世紀に作られたサンタ・マリア門から入りました。

<ブルゴス旧市街への入口、サンタ・マリア門 2016年6月7日11:31>

その先にはブルゴスのカテドラル(聖母マリア大聖堂)があります。
ブルゴス・カテドラルは1221年に着工し、完成まで3世紀かかったというスペイン・ゴシック様式の傑作で、セビーリャ、トレドに続くスペイン三大カテドラルの一つとされます。

<ブルゴスのカテドラル(聖母マリア大聖堂) 2016年6月7日>

聖堂は、ヴォールトという建築様式を採用し天井が高く、たくさんの高窓やステンドグラスから光が入って、解放感があります。

<ブルゴス・カテドラルの祭壇 2016年6月7日11:51>

天井に近い、高い所にはからくり時計(パパモスカス)があり、我々が行った時には、ちょうど12時の時を鳴らしていました(下の動画)。

<ブルゴス・カテドラルのからくり時計 2016年6月7日12:00>

カテドラルを出たあとは、プラタナスの並木道やマヨール広場などを散策し、マヨール広場の一角にあるレストラン「リンカン・デ・エスパーニャ」で昼食をとりました。

<ブルゴスのマヨール広場 2016年6月7日12:37>

昼食は、ブルゴス名物のモルチージャ(豚の血入りソーセージ)、コロッケ、オムレツなどのタパス(小皿料理)でした(下の写真はそれらの一部)。

キノコのオリーブ煮

モルチージャ(豚の血入りソーセージ)

オムレツ

そして、ブルゴスを発って、バスで西に向かい、次にカストロへリス村(Castrojeriz)に寄りました。
カストロへリス村は巡礼路が町の中心を通るのどかな村。丘の上には朽ちた城跡がありました(下の写真)。

<ポピーの咲き乱れる草原の向こうにカストロへリス村を見る 2016年6月7日14:49>

村の中の通りには、サンティアゴ・デ・コンポステラに向かう巡礼者たちが泊まる巡礼宿がたくさんあります(下の写真)。

<カストロへリス村の巡礼宿 2016年6月7日15:47>

そして、村の近くには、中世に流行した難病を治す奇跡を行ったと言われる聖アントニウス修道会の廃墟が残っています。巡礼路はこの廃墟のアーチをくぐり抜けて、ずっと続いていました。

<巡礼路と聖アントニウス修道会の廃墟 2016年6月7日16:12>

我々は再びバスに乗って、この日の宿泊地、レオンに向かいます。

<カストロへリス村からレオンに向けて走る 2016年6月7日16:17>

延々とのどかな田園風景が続きます。

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