2008年2月28日木曜日

横谷峡のスノーシュー・トレッキング


 27日(水)朝は、前夜から降っていた 雪が止んで、晴れました。そこで、午前中、家内と横谷峡のトレッキングに出掛けました。

image from www.flickr.com                              乙女滝 2008.2.27

横谷温泉旅館 の駐車場に車を止め、スノーシューを履き、駐車場すぐ下の乙女滝を見て、横谷峡を王滝を目指して歩き始めました。ゆったりとしたのぼりが続きました。

image from www.flickr.com              霧降の滝前の氷爆 08.2.27

 しばらく歩くと、霧降の滝があり、その前に氷爆が出来ていました。

image from www.flickr.com                  王滝下の渋川 08.2 .27

休みながら、ゆっくり1時間ちょっと歩いて、王滝の滝壺に近付いたあたりで、渋川に架かる、丸田の細い橋にぶつかりました。 

image from www.flickr.com           渋川の丸田橋 08.2.27

この橋は雪をかぶり、スノーシューで渡るのは危険と思われたので、これ以上進むのは断念し、そこから戻りました。


 帰りは途中、別の道を歩き、屏風岩を見ました。屏風岩は氷結し、その横の氷爆群は見事でした。
約2時間のトレッキングでした。

image from www.flickr.com              屏風岩横の氷爆群 2008.2.27


歩いた後、横谷温泉の巨石露天風呂に入りました。ここの露天風呂に昼間に入るのは久しぶりでした。真っ白な雪山を眺めながら、体をほぐすことができました。

2008年2月27日水曜日

1ヶ月間の積雪

東京などで用事が続いたため3週間以上も東京の家にいて、久し振りに26日(火)に蓼科に戻ってきました。留守の間にだいぶ雪が降り、腰くらいの積雪になっていました。


駐車場の道路際は、除雪車によって隅に寄せられた雪が高い壁になっていました。雪の壁をスコップで取り壊し、駐車場を除雪し、山荘までのアプローチを雪かきするのは大仕事で、一汗かきましたした。


雪は夜の間も降り続き、 27日(水)朝には山荘庭に置いた丸いテーブルはすっぽり雪の中に埋まってしまいました。1月23日の写真と比べると、1ヶ月間の積雪量が分り易いです。

image from www.flickr.com                山荘庭の積雪 2008年2月27日


image from www.flickr.com
                山荘庭の積雪 2008年1月23日


2008年2月19日火曜日

「ピノ・マンドリーノ」第一回演奏会

2月16日(土)は群馬県のマンドリン・クラブ「ピノ・マンドリーノ」の第一回演奏会を聴きに行きました。「ピノ・マンドリーノ」は、私がかつて転勤で群馬県高崎市に赴任し、6年間滞在していた時に公私共にお世話になったSさんが2年半前に設立したマンドリン・アンサンブルです。この度、最初の演奏会を前橋市民文化会館小ホールで開催することになりました。
16日(土)昼前に車で出発し、関越道路を走りました。高崎市に近づくと、晴れた空に赤城山と榛名山がくっきりと浮かび、久し振りに間近に見る赤城と榛名に懐かしい思いがしました。
ピノ・マンドリーノ演奏会 08.2.16 by Poran111

前橋市民文化会館小ホールは定員600人ですが、初回演奏会としてはかなり観客が入っており、後で聞いたら、約400人入ったそうです。
ピノ・マンドリーノは団員約20人。創立2年半、初回演奏会とは思えない、レベルの高い演奏でした。まとまりも良く、Sさんの日頃の指導の良さを感じました。メンバーは20歳代、30歳代、中高年とバランスが良く、今後回を重ねるに従って、さらに充実、発展してゆくだろうと思われます。
私にとっては親しみのある曲が多く、楽しませていただきました。

2008年2月18日月曜日

美術館とコンサート(趣味の相互乗り入れ)


2月15日(金)は夫婦の趣味の「相互乗り入れ」で、都内に出かけました。というのは、家内が損保ジャパン東郷青児美術館の「小杉小二郎展」を見に行きたいと言うので、美術のよく分らない私が付き合いました。夜は私のギターの先生である坪内真理子さんの「ギターとソプラノ名曲」コンサートがあったので、音楽があまり詳しいとは言えない家内が付き合ってくれて、一緒に行きました。
15日夕方、西新宿の損保ジャパンビル42階に行って、損保ジャパン東郷青児美術館大賞受賞記念「小杉小二郎展」を見ましたが、美術のよく分からない私にはコメントのしようがありません。
美術展の後、池袋に出て、西口から歩いて5分位の立教通りにあるイタリア料理「PASTINO」に行き、急ぎの夕食を食べました。この店は、池袋の評判の良さそうなレストランを「アスクユー・ドットコム」で検索したところ、ヒットした店です。パスタと焼きリゾットとシーザース・サラダを食べましたが、評判通りで、味は濃い目でしたが、どれも美味しかったです。
食事後、歩いて要町のGGサロンに行き、7時から坪内真理子(ギター)&メニッシュ純子(ソプラノ)「ソプラノとギターの名曲」コンサートを聴きました。曲目は下記のようなものですが、全てギターとソプラノの二重奏でした。ギターとソプラノの二重奏というのは初めて聴きましたが、うまく合っていて、いい感じが出ていました。フラメンコ風の曲など、スペインの香りが感じられる曲が多く、楽しめました。
<演奏曲目>
帰っておいで!優しい愛が今招く、想いが叶わぬ時は、ご婦人向きの小物 (ダウランド作曲)
ゴヤの美女 (グラナドス作曲)
7つのスペイン民謡 (ファリャ作曲)
「ブラジル風バッハ第5番」よりアリア (ヴィラ=ロボス作曲)

2008年2月17日日曜日

ライブハウス「クラスタ」での飛び入りフリーコンサート


2月13日(水)は久し振りに国分寺のライブハウス「クラスタ」のフリーコンサートに参加して、ギターを弾きました。
クラスタでギターを弾くのは5カ月振りになるため、また年甲斐もなく緊張して、うまく弾けなくなるのではないかと心配しましたが、その不安は的中しました。
私の出番がきて、前に出て、ギターを構えて、弾き始めようとしたところ、右手も左手も硬直し、微妙な動きができません。自分の指はどこに行ってしまったのだろうかという感じです。その上、演奏の途中でど忘れし、途中から楽譜を見て弾き始めたりもしました。やはり月に一度位はこういうところに出て、弾いていないと駄目だなぁ、と思いました。
クラスタの「飛び入りフリーコンサート」では、来場順に持ち時間10分で、ギター・ソロを演奏します。この日は寒かったので、参加者は少ないかなと思いましたが、それでも13人参加しました。13人が一巡し、2順目は一人2曲ということで順番に弾きました。私はこの日、合計4曲を弾きました。2順目の演奏の方が、一順目よりはまだ少しは落ち着けたような気はします。
フリーコンサートではいつもセミプロ級の人が何人か演奏します。この日の参加者はクラシック、ジャズ、ボサノバ、フラメンコ、アニメソング、ジャズギターによるバッハ曲の演奏など、いろんな演奏スタイルがあり、それぞれ味のある演奏が多く、おもしろかったです。自分の失敗した演奏はさておいて、聴いているだけも十分楽しめた一晩でした。

2008年2月3日日曜日

F.タルレガ作曲 「アラビア風奇想曲」

1月27日(日)に坪川先生による3回目のギター個人レッスンを受けました。
今回はフランシスコ・タルレガ(又はタレガ)作曲「アラビア風奇想曲」をみてもらいました。指使い、スラーの弾き方、消音の仕方、音の強弱の付け方、スピードの上げ方、など種々アドバイス、指導をいただきました。今回も自分にとっては内容の濃いレッスンでした。この曲は大曲ではありますが、アドバイスいただいた所を修正し、自分のものとして消化するには2か月位はかかりそうです。 
このアラビア風奇想曲は自分にとっては思い入れの強い曲です。私が郷里、静岡にいた高校2年の時、勉強がスランプになり、2年生の1年間は全く勉強はせずに、夢中になってクラシック・ギターを弾いていました。静岡市の繁華街に「すみや」という大きな楽器・レコード店がありました。この「すみや」には当時、ヘッドフォンの付いた、レコードを買う前に試聴するための設備がありました。高校2年のある日、「すみや」でスペインのギタリスト、アンドレス・セゴビアが演奏する「アラビア風奇想曲」のレコードを視聴しました。この曲を初めて聴いた時、背筋がぞくぞくするような感動を覚えたことを今も記憶しています。

この曲はギターの特徴を良く活かしたタルレガの傑作の一つであり、又、不世出の天才と云われたセゴビアの演奏は甘く、魅惑的で、しかも気品がありました。それからは、自分もこの「アラビア風奇想曲」を演奏できるようになりたいと思って、ギターの練習をしました。又、どうしたらセゴビアのような甘い、魅力的な、奇麗な音色を出せるのだろうか、同じ音は無理としても、それに少しでも近い音を自分も出したい、と何時も考えて、ギターを弾いていました。

セゴビアコレクション スペイン名曲集(含、アラビア風奇想曲) by Poran111

20歳代の頃にはこの「アラビア風奇想曲」を一応自分なりに通して弾けるようになり、自分のお気に入りの曲でした。しかし、30代半ば頃から20数年間全くギター演奏から離れていた、ブランクのために、今はこの曲があちこちの部分でうまく弾けなくなってしまいました。この曲を、復活して再び弾けるようになるかどうかは、自分の演奏レベルが若い時にどれだけ近付いているかを測るバロメーターでもあります。

2008年2月1日金曜日

八方台スノーシュー散策と信玄の薬湯


 今日、2月1日(金)は久し振りに朝から快晴になりましたので、家内とスノーシューで八方台に歩いてみました。

湯みち街道にある、八方台への登山道入り口まで車で行きました。しかし、積雪が多くて、車を駐車する適当な場所がなかったため、奥蓼科温泉の「澁・辰野館」駐車場に停めさせてもらいました。

image from www.flickr.com               八方台の登山道 2008.2.1

そこから、ゆるやかな登りをゆっくり歩いて、約50分で標高約1,800mの八方台に着きました。


image from www.flickr.com            八方台から見た八ヶ岳の山々 2008.2.1

名前のとおり、八方台からは周囲八方を見渡せました。茅野市街、南アルプスから、八ヶ岳連峰、蓼科山、車山まできれいに見えました。


別の道を通って、澁・辰野館に戻り、一周2時間弱の気持ちの良い散策となりました。

image from www.flickr.com                 澁・辰野館 2008.2.1

澁・辰野館の駐車場に車を停めさせてもらいましたので、スノーシューで歩いたあと、ここの温泉に入ってみました。澁・辰野館の温泉は、武田信玄が戦で傷ついた重臣や軍馬を密かに湯治させたと伝えられ、「信玄の薬湯」と呼んでいます。温泉からは、雪に覆われた白樺の林と、その向こうに蓼科山・北横岳が見えました。この温泉は奈良時代以前からあったと伝えられ、まさに秘湯という感じです。入湯料一人1,500円はちょっと高い感じはしますが、一度入る価値はある温泉だと思いました。