2010年6月29日火曜日

一通り植付けの終わった畑

昨日、28日(月)は畑に行き、ブロッコリー、キャベツ、サラダ菜の植え付けをしました。ブロッコリーとキャベツには虫が付かないように寒冷紗を掛けました。これで今シーズンの植え付けは、あと白菜を残すだけで、ほぼ終了です。 白菜は、ジャガイモを収穫した後の畑に7月末頃、植え付けする予定です。
植付けの終わった畑 2010年6月28日午後 by Poran111


6月4日にブログ記事「畑作業の繁忙期」を書いて以降に新しく植えた野菜は次のの10種類です。 
   ズッキーニ、ピーマン、パプリカ、ハンダマ(沖縄野菜)、落花生、
   ニンジン、大根、ブロッコリー、キャベツ、サラダ菜、

6月4日時点で、下記25種類を植え付け、または種蒔きをしていましたから、これで今シーズン栽培している野菜は合計35種類になりました。
  ジャガイモ(レッドムーン、インカの目覚め)、キクイモ、トマト(ミニ、中玉、
大玉)、キュウリ、カボチャ、バターナッツ、トウモロコシ、リーフレタス、 ルッコラ、コリアンダー、ナス、しし唐、枝豆、オクラ、エンドウマメ、インゲンマメ、シソ、ラディッシュ、ハーブ類(バジル、オレガノ、ローズマリー、ラベンダー、タイム、イタリアンパセリ、チャイブ)


また、この日は我が家の畑で今シーズン最初の収穫をしました。ルッコラ、コリアンダー、サニーレタス、それに家内が植えたローズマリー、バジルなどのハーブ類とラディッシュです。早速、家内が昨晩夕食時のサラダにしてくれました。(詳しくは、charanのブログ「初収穫」をご参照下さい。)


2010年6月28日月曜日

久し振りのギター個人レッスン


6月26日(土)午後、久し振りにプロギタリスト稲垣稔氏のギター個人レッスンを受けました。


兵庫県明石市にお住まいの稲垣氏は、飛行機を使って東京に来られ、月に1回、不定期に新宿の「絃楽器のイグチ」でギター個人レッスンを行っています。


私は1年程前から蓼科にほぼ定住になり、東京に帰る機会が減りました。そのため、稲垣先生のレッスンの日程と私のタイミングがなかなか合わず、去年の10月以来、8カ月振りのレッスンとなりました。


私は今、エイトル・ヴィラ=ロボス作曲「前奏曲第3番」を新しく練習しています。私がヴィラ=ロボスの曲を弾くのはこの曲が初めてです。この曲は技術的には特に難しい所はありませんが、曲の解釈、曲想の付け方が難しく、弾いていて、こういう弾き方で良いのかよく分からず、確信を持てない所がいくつかありました。


この日のレッスンでは一番目にこの曲を弾いて、みていただきました。稲垣さんの説明は論理的且つ明快でした。また、分かりやすいアドバイス、指摘をいただき、私の疑問点は解消しました。あとは指摘いただいた注意点やアドバイスに従って、自分で練習するのみです。
この日のレッスンは順調に進んで、60分の間にこの曲を含めて4曲を指導・アドバイスしていただきました。私にとっては、8カ月振りではありましたが、大変充実したレッスンでした。
ギタリスト稲垣稔 by Poran111
ギタリスト稲垣稔, a photo by Poran111 on Flickr.

2010年6月25日金曜日

車山高原と霧ヶ峰

車山高原と霧ヶ峰のレンゲツツジがそろそろ見頃になっていると聞いていましたが、昨日、24日(木)はようやく梅雨の晴れ間になったので、ランディの散歩を兼ねて、車山と霧ヶ峰に行ってみました。
image from www.flickr.com       車山のレンゲツツジ、向こうに見えるのは八ヶ岳連峰

我が家から車山駐車場までは車で約25分です。そこに車を停めて、ランディと車山の遊歩道を途中まで歩いて登りました。車山の下の方のレンゲツツジはピークを越していましたが、中腹のレンゲツツジは満開でした(上の写真)。


image from www.flickr.com       車山高原のランディ 2010年6月24日

そのあと、車を走らせて、隣の霧ヶ峰に行きました。霧ヶ峰の下の方は満開でしたが、上の方はまだ6分咲き位の感じでした。


車山よりも霧ヶ峰の方がレンゲツツジが密集して生えていますので、こちらの方が見ごたえがあります(下の写真)。
image from www.flickr.com       霧ヶ峰のレンゲツツジ 2010年6月24日

車山と霧ヶ峰を散歩した後、急遽、車山高原のペンション青空の扉さんにお邪魔しました。Voxのご近所でもある青空の扉さんにはボーダーコリー、リックちゃん(♀)がいて、NET上のボーダーコリー・コミュニティなどでメッセージのやり取りなどはしていましたが、実際にお会いしたことはまだありませんでした。
image from www.flickr.com        リック(右)とランディ(左) 2010.6.24

思いついて電話すると、いらっしゃると言うことで、ランディと共にお邪魔させていただきました。


青空の扉さんのリックちゃんはランディと同い年ですが、ランディよりも1ヵ月だけお姉さんです。初対面なので、合性はどうかなと思いましたが、二人は仲好く遊んでいました。


リックちゃんは普段リード無しで、自由に周辺で遊んでいるそうで、伸び伸びしている感じがしました。
image from www.flickr.com       リック(左)とランディ(右)@青空の扉ベランダ

ベランダからは茅野市街地まで見渡せて、素敵なペンションでした。ペンションの裏庭にはご主人が手作りでドッグランをちょうど作り上げたとのことでした。また、犬と人間が一緒に泊まれる専用ルームもご主人の手作りで最近完成したそうです。


奥様手作りのマカロンとコーヒーをベランダでご馳走になりましたが、奥様は元ケーキ職人さんと言うだけあって、とても美味しかったです。


ランディは久し振りにボーダーコリーの友だちと会って、喜んだと思います。青空の扉さんご夫妻にはお世話になり、ありがとうございました。

2010年6月15日火曜日

緑の蓼科高原



昨日、関東甲信地方は梅雨入り宣言されました。
蓼科は今日は午前中は晴れ間が出ましたので、ランディと一緒に、幾つかの散歩コースの中でも見晴らしの良いコースを歩きました。


image from www.flickr.com                蓼科高原、向こうに見えるのは車山 2010年6月15日

蓼科高原では唐松も白樺も、灌木も緑になり、下草も生え上がって、今緑一色になっています。
散歩コースからは、鮮やかな緑の唐松林と、その向こうに車山(上の写真)や蓼科山(下の写真)が気持ち良く眺められました。


image from www.flickr.com                蓼科高原と蓼科山 2010年6月15日

2010年6月14日月曜日

大萩康司ギター・リサイタル@信州国際音楽村



6月11日(金)晩は信州国際音楽村での「KODAMA金曜サロン・大萩康司ギター・リサイタル」を家内と聴きに行きました。


信州国際音楽村は上田市の郊外にあり、我が家からは車でビーナスラインを通り、白樺湖の横を抜けて、大門街道を下って、走行距離は50km弱。山道はほとんど信号がないので、1時間程で着きました。
パノラマステージひびき/信州国際音楽村 10年6月11日 by Poran111

ここは街中からはちょっと外れた、岡の上にあり、最大1,000人収容の純木造りの野外ステージ「パノラマステージひびき」と、最大300人収容の室内「ホールこだま」の二つのホールがありました。
 「パノラマステージひびき」の向こうには上田市街が見渡せ、気持ちの良い場所です(上の写真)。

大萩 康司さんのリサイタルが行われた「ホールこだま」はカラマツの集成材を骨組みに使用し、壁も天井も床も全て木造りで、ぬくもりのある、良い雰囲気です(下の写真)。


我々は6時頃到着し、ロビー「ホワイエ」でお茶を飲んだり、庭を散策したりしていました。 全席自由席でしたので、開場と共に一番前の真ん中の席をとることができました。

「KODAMA金曜サロン」は演奏時間1時間の短いリサイタルで、演奏曲目は下記の通りでした。大萩さんは人気のある若手ギタリストですが、矢張り人気のある、美人ギタリスト・村治佳織さんとは同い年の32歳で、二人とも同じく福田進一氏の門下生です。

我々は演奏者の真前の席でしたので、両手の指使いがよく見え、演奏中には大萩さんの息づかいまで聞こえました。村治佳織さんもそうですが、今の若手の演奏テクニックは素晴らしいです。大萩さんは速いテンポの演奏では金属的な音が多くなりましたが、ゆっくりしたテンポの部分では美しく、時に甘い音を出していました。これは好みの問題になるでしょうが、私にはゆっくりした、抒情みのある演奏の方が良かったです。


<演奏曲目>
☆サンバースト         アンドリュー・ヨーク作曲
☆翼                武満徹作曲 ~ 福田進一編曲
☆武満徹「ギターのための12の歌」より
  *サマータイム       ガーシュウィン作曲
  *イエスタデイ        J.レノン/P.マッカートニー作曲
☆つづれ織りの記憶     渡辺俊幸作曲
☆デ・ラ・ルンバ・ソン     エドゥアルド・マルティン作曲
☆想いの届く日        カルロス・ガルデル作曲
☆12月の太陽         レイ・ゲーラ作曲
(アンコール)
☆アルハンブラの想い出   フランシスコ・タレガ作曲
☆禁じられた遊び       作者不詳(スペイン民謡)
☆そのあくる日        レイ・ゲーラ作曲



大萩康司 - そのあくる日 Un dia despues

1時間の演奏を楽しんだ後、夜の山道を走って家に戻りました。途中、白樺湖から我が家に向かうビーナスライン上には時々鹿が姿を現し、気を付けないともうちょっとで鹿をはねてしまいそうでした。
大萩康司・金曜サロン/チラシ by Poran111
大萩康司・金曜サロン/チラシ, a photo by Poran111 on Flickr.


2010年6月9日水曜日

福田進一 ギター・リサイタル in しなの家

6月5日(土)~6日(日)は、千曲市でクラシック・ギター製作をされているさらしなさんからお誘いいただき、「しなの家」での「福田進一 ギター・リサイタル」を聴きに行きました。ご近所のスズムシさんもさらしなさんと一緒の車で来て、参加されました。

「しなの家」(北佐久郡立科町蓼科牧場女神平)は女神湖のすぐ近くで、我が家からは車で20分程です。

しなの家のオーナー(ご主人)が福田進一氏と知り合いで、今回のリサイタルが実現しました。

image from www.flickr.com


お客は30人程で、会場となる食堂に車座になって座りましたが、満席です。この位の少人数で、こじんまりした部屋で、日本を代表するクラシック・ギタリストである福田氏の演奏を聴けるのはなんとも贅沢です。

午後6時から、福田氏による曲の説明を交えて、演奏が始まりました。演奏曲目は下記の通りでした。

福田氏のギターは綺麗な音色の上に、豊かで、ふくよかな音です。演奏が盛り上がってくると、大きくはない部屋の空気を震わすように、 豊饒な音が部屋中にあふれ出てきました。

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特にタレガ(又はタルレガ)の曲の中で、福田氏のテクニック、音の豊かさが際立って表れているように私は感じました。その中でも、8分30秒の大曲「グラン・ホタ」では、超絶技巧が次から次に繰り出され、豊かで情熱のこもった音があふれ出て、8分余の演奏の間私は引き込まれ、圧倒されました。「グラン・ホタ」は私はデーヴィッド・ラッセル(David Russell)のCDでは何度も聴きましたが、生演奏を聴くのはこれが初めてでした。大袈裟ではなく、こんな凄い演奏は初めて聴きました。

なお、この日使用されたギターは桜井正毅・Maestro-RFで、製作されたばかりのものだそうです。製作者桜井氏も聴きに来る予定だったのですが、予定が変わって来られなくなったとの事でした。

<演奏曲目>
☆フェルナンド・ソル作曲    *3つのメヌエット op.11
                       第3番ト単調
                       第5番ニ長調
                       第6番イ長調
                   *モーツァルト「魔笛」の主題による変奏曲 op.9
☆フランシスコ・タレガ作曲    *ヴェルディ「椿姫」による幻想曲
                   *朝の歌(カプリチョ)
                   *アラビア風奇想曲
                   *アルハンブラの想い出
                   *グラン・ホタ
☆イサーク・アルベニス作曲  *アストゥリアス
☆マヌエル・ファリャ作曲    *ドビュッシー賛歌
☆エイトル・ヴィラ=ロボス   *前奏曲第一番
                   *ワルツ・ショーロ
                   *ショーロス第1番
(アンコール)
☆マヌエル・ポンセ作曲     *エストレリータ
☆レオ・ブローウェル作曲    *特徴的な踊り

演奏のあと、福田氏のCD「Danza Odelisca オデリスクの踊り~タレガ作品集~」を買い、福田氏にサインしてもらいました。家に帰って、CDを聴きましたが、CDはCDで良いのですが、当然ながら生の迫力は伝わってきません。福田氏の演奏は生の方がCDよりも何倍も良かったです。

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8時過ぎにリサイタルが終わると、同じ部屋で夕食兼宴会が始まりました。 岩魚、ヤマメなどの山魚と、この辺で採れた山菜を使った料理です。山魚は、渓流釣りが得意のしなの家オーナーがご自分で釣ってきたものです。最後には手打ち蕎麦が出ました。正直言って、私は福田さんのギターが聴きたくて行ったので、料理はあてにしていなかったのですが、どれも予想外に美味しくて満足でした。
ギターが好きな今回のお客さんはお酒も好きな人が多いようで、だんだん場は盛り上がってきました。福田さんは大変気さくな方で、皆と一緒になってお酒を飲んで、お話をされました。

我々3人も福田さん(右側)、しなの家オーナー(左側)と共に記念撮影です(下)。

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しなの家特製の「いわな骨酒」を3人で回し飲みです。熱燗に岩魚の香りと味が染み出て、なかなかの味でした。


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スズムシさんはさらしなさん製作の10弦ギターを持っていますが、宴会の中で、福田さんはそれを試し弾きしてくれました(下の写真)。


夜が更けるに従って、お客は三々五々、部屋に帰って行きました。お開きになったのは夜中の1時20分でした。その時最後まで飲んでいたのは、福田さん、オーナー、スズムシさん、私の4人でした。4人でいろいろ話し、福田さんからはクラシックギター界にまつわる色々な話が聞けて、興味深かったです。


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さらしなさんは弦の付け方について新構造のギター(「完成したギター」をご参照)を製作され(多分世界で初めてのもの)、今回持参されました。福田さんが翌日、日曜日の朝食後それを試奏してくれました。

さらしなさんは屋久杉を使ったギターを作るなど、ギター製作の新しい可能性、基軸にチャレンジされています。

福田さんのお知り合いで、クラシックギターなどの取扱商社を経営されるAさんもその場に入ってきて、一緒に話をしました。Aさんのお話の中で、特に私の印象に残ったのは、「福田さんくらいの人はどのギターを弾いても、福田さん自身の音を出す。アンドレス・セゴビアはどのギターを弾いても、セゴビアの音を出した」と話されたことでした。まさにその通りだと私は思いました。さらしなさん新作のギターは私を含めて何人かが弾いてみましたが、それぞれが違う音を出していました。しかし、福田さんがダントツに良い音、豊かな音を出しました。

ギターは素材であって、その素材から、音色、音量を含めどれだけのものを引き出せるかは弾く人の技術、力量によるものなのだと思います。 

2010年6月4日金曜日

畑作業の繁忙期


標高1.100mの私の畑では今が畑作業の繁忙期です。
5月下旬から6月上旬が種蒔きや植え付けのシーズンです。ここでは5月中旬までは遅霜のおそれがあるので、植え付けはしません。ただ、ジャガイモだけは霜に強いので、5月上旬に種イモの植え付けをしました。


植付け繁忙期の畑 2010年6月4日 by Poran111

今日までに私の畑で、種蒔き又は植え付けをした野菜は次の通り25種類です。これから、まだズッキーニ、ピーマン、パプリカ、ニンジン、キャベツなども植える予定です。

  ジャガイモ(レッドムーン、インカの目覚め)、キクイモ、トマト(ミニ、中玉、大玉)、キュウリ、カボチャ、バターナッツ、トウモロコシ、リーフレタス、ルッコラ、コリアンダー、ナス、しし唐、枝豆、オクラ、エンドウマメ、インゲンマメ、シソ、ラディッシュ、ハーブ類(バジル、オレガノ、ローズマリー、ラベンダー、タイム、イタリアンパセリ、チャイブ)


今年は家内も去年よりは畑仕事に参加してくれていて、ハーブ類全てとシソ、ラディッシュは家内が種蒔き、植え付けをして、管理しています。

2010年6月1日火曜日

新緑の御射鹿池と八方台



蓼科高原は今、新緑の季節になりました。
今日午後遅く、ランディを連れて久し振りに御射鹿池(みしゃかいけ or みさかいけ)に行ってみました。


image from www.flickr.com                新緑の御射鹿池 2010年6月1日

御射鹿池は我が家からは車で10分程で、奥蓼科の湯みち街道沿いにあります。
行ってみると、平日だと言うのに、アマチュア・カメラマンが何人もいて、立派な一眼レフを構えて、写真を撮っていました。


image from www.flickr.com                御射鹿池のランディ 2010年6月1日

御射鹿池はまだ完全な新緑にはなっていませんが、初々しい緑が鮮やかでした。
その後、車で湯みち街道を3、4分上り、渋・辰野館の横に車を停めて、八方台に登る遊歩道をランディと一緒にしばらく歩きました。


image from www.flickr.com                八方台から見た北八ヶ岳 2010.6.1

もう5時近くになっていましたが、今は陽が長いので、遊歩道からは新緑の始まった蓼科山や北八ヶ岳がきれいに見えました。


image from www.flickr.com                 八方台へ向かうランディ 2010年6月1日